つばさ

私が長い間、本当に長い間いつも願っていたことがやっと訪れました。
40年来の切なる願いでした。
自分の思いを、伝えるすべを、このブログによって叶えることが出来たのです。
 
今まで文字を書く事は不思議と苦になりませんでしたが、
その手段を手にする事が出来なかったからです。
分かっていました。
今のままでは飛べない鳥同様で片翼しかないのだと。
やっといま、もう一つの翼が訪れたのです!
 
先生という方にお会いできて初めて叶えられたことの喜びは、例えようがありません。
 
私はパートナー(命の翼)を4年前に失い、何もせずにここに留まっていたら(孤立)するしかないのだと、平成16年から始めたパート勤務を、働く日数を減らしながら今も続けています。
 
ですが私は、ここでパートナーに代わるもう一つの翼を頂いていました!
この勤務先でかけがえのない友人にめぐり逢うことが出来たのです
買い出し、遠くの病院の送迎、心の支え、それらをになって下さるかたです。
生きるための(新たな命の翼)です!
彼女なくして、私がここで生きていくことは不可能でしょう。
 
過去、私は経済観念のないパートナーの願いどおり生きてきました。
(名もなく、貧しく、美しく生きたい。)
結婚当初から、そんなことを言っていた人でした。
「名もなく、美しくはいいですが、貧しいだけはやめてほしい。」
それが私の答えでした。
 
この人と共に行く先は、どんな人生になっていくのかな?
心の片隅にこんな興味もあったのだと思います。
牧場経営倒産、100円のない時代もありました。
まともに食べものを手に出来ず、命を長らえるのが精一杯。
 
パートナーがたまりかねて「東京へ戻って医者をやろう。」
と言い出しましたが、2匹の猫がいました。
この大地を駆けずり回っていた猫を連れ出すのは、可哀想過ぎました。
だから止めました!

私には、引っ越しするだけのエネルギーもありませんでした。
 
それでも今考えてみると、スリルとサスペンスのなかを手探りで生きて、
とても楽しかったです!
価値観を共有する二人でしたから。
優しい人でしたから。