2022-01-01から1年間の記事一覧

自分にご褒美

クリスマスプレゼントとして、猫家族達にも鶏の足をほぐして勧めた。 なんと!大して喜ばずカレイの煮魚を上げると飛びついて食べている。 私は珍しく今までの人生を振り返っていました。 (虚弱体質だった私が苦難の中をよくぞ此処まで生きて来た!) そう…

私には足がない

我が家は海の見える丘の上、”ポツンと一軒家”ではないけれど車がなければ不便なのは分かっていました。 でも亡きパートナーが幾度も勧めた車の運転免許、取ろうと思った事は皆無でした。 なぜなら私は方向音痴なのです。この歳になってどうしてこうなのかは…

自然界には虫がいっぱい 

随分昔、知人が夏休みに子供を連れて我が家を訪れた時の事です。 田舎の生活では当たり前の虫達。 それを目にする度に、足を止め、たじろぐ姿。都会ではあり得ない事だからでしょう。 菜園のキャベツの青虫、てんとう虫、アリ、ワラジムシ。地面を良く見ると…

そう言いながら、皆100まで生きるのさ!

老いを生きるに連れて、遅かれ早かれみな同じ様に様々なアクシデントに見舞われますね。 なかなか人の名前が出てこない!あちこちが痛い!やることが抜ける。すると、それを聞く度に「私も同じ!」 こう言う11歳年下の友の姿が愛らしい。 次に決まって小首を…

さようなら福ちゃん

12月4日、とうとう福ちゃんが亡くなりました。 今年の1月末からの闘病生活でしたが最悪の状態を脱し、近頃は部屋の中を歩き回り、廊下をはさんだ台所まで食べ物の催促をする様になっていましたのに。 今度こそ元気になりそう!そんな希望を持って見守ってい…

田舎暮らしの価値 

開拓農家で育った私は、冬になる前に越冬用に食料を保存していた祖父母、父母の知恵を見習っています。一人暮らしで週3日コンビニでパート。 特に買い物には不自由していません。 とはいえ我が家で間に合う物は買う必要はありません。 例年通り、栄養価の高…

ミネラルは凄い!

福ちゃん(猫)を介護しながら、近頃立派だった彼女のヒゲが、途中からポキポキ折れて半分ほどなくなって来た事が気になっていました。 それに、水を飲む時には、舌をほとんど出さずに水辺に口をのせている飲み方で、馬の飲み方に似ています。 気になって口…

貧しくとも凛と生きるには

コロナ災の中、仕事を無くしたり、収入の激減の憂き目にあい、どう生きて行ったら良いのか戸惑っている。そんな渦中に佇んでいる多くの方の参考になるかどうかは分かりませんが。これも又、母の教えです。 お腹は、満たされていれば良い。家は屋根があったら…

晩秋の庭 

古びた家とは言え、亡きパートナーがモルタルの壁に塗った白いペンキ。 それをバックに黄色、ピンク、白と群生して咲く小菊が何とも言えない程美しいです。 そしてイボタの垣根に囲まれた前庭の奥に、今は亡き知人の小母さんから頂いたドウダンツヅジが紅葉…

バニーガール

昭和45年、田舎育ちの私がS化粧品会社に入社しました。 給料が高かったのと絵が好きだったので、化粧も絵を描くこと同じととらえ、進路を決めたのです。 そんな私が、会社の教育実習を終えて配属されたのがすすき野にある一番取引の多いチェーンストアでし…

孝行娘ボンジュ

今も福ちゃんの介護が続いています。 毎日生の鶏肉、キャットフードのふやかし、青汁、胃薬、栄養ドリンク。 最悪を脱したとはいえ、自分では食べ物を口の中に入れる事が出来ず、私は毎食毎に小鳥のお母さんになっています。 それでも以前よりは太って来まし…

見たか!!? 

忘れないうちにこの思い出も記す事としましょう。 (隼君)この人は亡きパートナーの思い出話に良く出て来る人です。 東京での少年時代。公園の鉄棒の上からの空中大回転、決してやってはいけない事と前置きしながら、「隼君は大きく揺らしてブランコを回転…

一人暮らしの現実

71歳、私は逃げているのでしょうか? 願っても叶わなかった我が子を持つ夢。 夫に先立たれ肉親とも離れて暮らしているこの現実に、刃のごとく突き付けられる「これからどうするの?」の問から。 ただパートナーと暮らしたこの場所で、四季折々の風景に心躍ら…

サンの父性

私が生きて71年、この人生の中で初めての経験です!我が家の猫、福ちゃんが産んだ子猫の父親、サンの行動に驚いたのです。 昨年の十月生まれの男の子トラトラはトーマス、白黒の女の子チョモ。 二匹は四月に避妊手術を終えていますので、一安心。一月に生…

冬になる前に

今年も既に10月の半ばになろうとしています。 4キロ減量したせいか、身体が軽くなりました。 すると家の周りをグルリと点検しなければという気持ちが湧いてきました! 築50年余りの我が家はガタガタですが、最低限度のメンテナンスをしなければ崩壊する所…

看板はそのままに!

我が家の看板を塗り直して、4年は経ったような気がします。 パートナーが20年程前に立てたもので、時々ペンキを塗り替えて今日まで使っています。 太い電柱の一番上に大きな楕円形(たぶんアンテナの再利用でしょう) 白地に黒のペンキで、名字記入(ここは…

こんな事で瘦せるなんて?

若い頃は45キロ、スラッとした体型で青春を謳歌していた時代もありましたが、中高年になると62キロ前後の体重をコントロール出来ずにいました。 腹筋は苦しいので続かない!食事制限も同様です。 カロリーを考えて、好きなものを食べれないのは辛い! も…

明日の事だけ考えよう

生きる事に行き詰まった時は「明日の事だけ考えなさい!」「足元だけ見て暮らしなさい!」そんな知恵を頂いたのは、ずっと昔の事でした。その教えにどれ程救われた事でしょう。パートナーの植えた木が、余りにも好き放題に茂り、手に負えなくなって今年初め…

福ちゃんの命の灯

福ちゃんはどうやら助かったみたいです!と言いたい所ですが 「まだ、生きていますよ」 としか言い様がありません。 今まで何度も何度も食べなくなり、遂に命の終わりかと覚悟して来ました。 その続きです。 痩せ細り骨の上に毛皮を巻き付けているだけと表現…

筋トレの追加

70歳を過ぎてから、今まで考えた事のなかった肉体の変化(これを老化)と言うのでしょうね。 以前ブログに綴った時は、転ばない様に、靴下、スラックスが立ったまま履ける様に筋トレ、今も続けています。お陰様でそれは出来ています! 所が今度はどうして…

福ちゃんの介護

又もや福ちゃんが食べ物を口にしなくなりました。 今まで幾度も食べない事がありました。最長は7日間。自ら水も食べ物も口にする事が無い時があって、でも私はスポイトで水だけは与えていました。 背骨はゴツゴツとし、つまむとまさに骨と皮と言う状態です。…

精神武装

近頃、馬渕睦夫さんのyoutube動画配信を見させて頂きました。 これによって、いかに自分自身が知らず知らずのうちにマスメディアに洗脳されていたか、気づかされました! 全てにおいて、一方的な放送から得た物で判断してはいけない!と、肝に銘じております…

世界の真の姿を探して

幼い頃から疑問ばかりが心に宿り、確かめてみたいものが次々と現れた。 祖母が語るお正月の神様に会いたくて、冬なのに窓を大きく開け、顔を出して探していた。 ある時は、鶏がどの様にして玉子を産むのか知りたくて、鶏舎の中に居座り何時間も観察していた…

山にカモメがいますよ!

子供の頃から、カモメは海にいるものと思っていました! ところが、隣の大きな厩舎の屋根を住処にし、子育てもしている様です。 幼い頃海で見かけたカモメから見ると、とにかく大きいです。 時折り出勤前に10羽あまりが堂々と放牧地の中を歩き回っているのを…

政治家とは正毒併せ持つもの

日本のリーダーと言われた安部元首相が亡くなってしまいました。 こんなにもあっけなく。 こんな時は、パートナーが良く言っていた事が思い出されます。 「政治家とは正毒を併せ持っているものなのだ」と。 若かりし頃、私自身も物事を単純に捉えていた。パ…

体験こそが最大の理解?

発展途上国の子供達が、遠くから水を運んでいる姿を目にする時、どれ程過酷な 作業か私の身体が覚えています。 開拓農家で育った私達兄弟姉妹、そして祖父母、父母。過酷な時代を生きていた姿は私の全てに沁みついている。 そして思うのです。悲惨な体験をし…

そんな事は約束出来ないよ

パートナーが86歳で此の世を去る一週間前でした。貧乏をやってみたかった人の最後は、金銭的に見ると借金せずに何とか暮らせている。そんな状態でした。闘病生活2年半で、やっと現実が分かった人でした。「僕の人生の中で一番お世話になった人なのに、こん…

軽く生きるには

6月24日は、前夜から風と土砂降りの雨が続き、昼過ぎに外を見ると、外灯を取り替えて下さった工事用のトラックがぶつかって裂けていた桜の木の枝が見事に折れ、私道を塞いでいました。 困りました!雨は中々止みそうもありません。それに歳を取ってダンダン…

福ちゃん、もう少し生きていて!

今年で13歳になる猫の福ちゃんが、一週間前から横たわったまま時折り苦しそうな咳をしています。その様子を見守りながら、胸が痛くなります。 今までどれほど猫達を送った事でしょう。その度に胸が痛い。替わって上げられるものなら替わって上げたい、と思…

去る者日々に疎し

この感覚に馴染むまで今までは、もっと時間が掛かっていた様に思います。 6月10日、今までグズグズと心定まらずにいた50年もののイチイの木をバッサリと倒して貰いました。その周りも。 直後は、後悔しました!胸の疼きはパートナーを失った時と同じでした…