政治家とは正毒併せ持つもの

日本のリーダーと言われた安部元首相が亡くなってしまいました。
こんなにもあっけなく。
 
こんな時は、パートナーが良く言っていた事が思い出されます。
「政治家とは正毒を併せ持っているものなのだ」と。
若かりし頃、私自身も物事を単純に捉えていた。
パートナーの過去も同様で、現実離れした部分は私とは観点が違っていたとは言え、若気の至りと言えましょう。
そんな一個人によって命を奪われてしまったのですね。
これはあくまでも視野の狭さから起こってしまったと思うのですが、人の命をいとも簡単に奪う事の愚かさは、現在進行形の世界各地の紛争、戦争を目にした時、心を病んでいる人を、どう諭したら止められるのでしょうか?
 
この様な人はきっと格差社会に絶望していたのでしょう。
そして真の友を持つ事も出来ず、孤独の果てに爆発した?
 
政治とは、妥協しか無いといっても過言ではないと此処まで生きて思います。
様々な意見交換をし、時には後援者にそぐわない事も飲まなければならないでしょう。
批判することは誰でも出来ますが、世界に出て国益を考え、先の先まで予測しての政治家は、やはり限られた人(首相まで上り詰めた)に与えられた天命なのでしょうね。
 
それだけにスキャンダルもさぞかし多い事でしょうが、それを検証出来るのは後世の人しかいないのでは無いでしょうか。
 
リーダーが亡くなって、次の強さを備えたリーダーは?
何だか益々先が見えなくなった様な、やるせない気持ちになるのは私だけでしょうか?