2021-01-01から1年間の記事一覧

年越しそば

今年の年越しそばは、カップ麺で済ませました。 一人暮らしとは、こんなものです。 気楽と言えば気楽。 でも、これを続けているとすっかり料理をわすれてしまいますね。 一人になって思うことは、料理は自分のためには気を使わなくなるということです。 何で…

一人暮らしの今

パートナーが亡くなって、4年が過ぎました。 振り返れば、不思議な事に、幼い時からまるで私の人生を 誰かに告げられ手を引かれてここまで生きてきた様に思います。 映像として見せられたものが不思議で、 (本当だろうか?) と、それを確かめながら生きて…

クリスマスとお正月

田舎育ちの私がクリスマスの楽しさを教わったのは小学校4、5年の頃です。 それを知らせ、楽しみを教えてくださったのは、恩師のm先生でした。 学校の側のヨーロッパとうひ(たぶんそうだと思います)の下枝を3本 組み合わせて飾り付け、クリスマスツリー…

子猫の効用

三匹の子猫が生まれて以来、私の生き方が変わりました! 責任を考えると当然と言えば当然の事です。 それが、実に不思議なことに気づきました。 今まで関わった猫達は,70匹はいたでしょう。 その中で、特に心に残っている猫がいますが、この生まれた三匹の …

気候変動に無関心なのは?

(気候変動に鈍感な日本人)という記事を書かれた社会学者(大澤真幸)さんの文面を読みながら、なんでなんだろうと考えてしまいます。 これだけ、他の先進国で騒がれている地球温暖化に対して日本人は、確かに無関心過ぎますよね。 よく島国根性と、いう言…

元気になった私

ふと気づいた事ですが、今年の冬ほど私の体調が良いのは珍しい事です。 今までの人生の中で、足腰の老化を除けば他は風邪も滅多にひかなくなりました! 今までは、風邪、喘息で、晩秋から春先までの6ヶ月はひどいものでしたが、この歳になって、体調が良くな…

猫が家族

人生の先のことは、本当に分からないものですね。 昨年の暮れ、ヨボヨボで冬は越せないだろうと野良の老猫を 助けたのが事の発端で、春一匹と秋に二匹の子供が生まれて しまったのです。 もう、これ以上は増えないようにしましたが、責任は重いですね。 友達…

父の言葉

私の父は、文字の書けない人でした。 私は、物心着いてからそんな父を、恥ずかしいと思っていました。 (何で勉強しないんだろう?) と。 その時代の、生きる環境の過酷さを、まるで理解できていなかった。 無知な自分に気付いていなかったのです。 (大人…

サンへの責任

やっと、老猫サンの避妊手術が終わりましたがこの子を看取るまでの責任を考えると重さを感じます! この時も、母の言葉を思い出すのです。 幼い頃、良くいわれた言葉です。 「m子、何でもかんでも可哀想がったらダメだよ! 仕方がない!祟るんじゃないよ!…

恐怖

それは、初めての体験でした。 あの時ほど、少数者が暴徒化した何者かに襲われた時の恐怖心は、 こんなものなのかと思い知らされた事はありません! そして、思いも寄らず突然その場に遭遇した時の自分自身の 不甲斐なさも思い知らされたのです。 私が、最初…

曲がりなりにも真っ直ぐだ

この言葉も、母がよく言っていた言葉でした。 結婚して間もない頃、生まれも育ちも違う事がこれほどの誤解をもたらすものなのか?と気づかされた言葉でもあります。 事の発端は、二人で牧場に柵を巡らせていた時の事です。 スコップで牧柵を埋めるための穴を…

人間として誇り高く生きていきなさい

(人間として誇り高く生きていきなさい) 母の残したこの言葉は、兄弟、姉妹の中で、どうやら私だけが 言われていたようです。 同じ親から生まれたとはいえそれぞれの個性をみていたのでしょうか? 他の兄弟姉妹は、親に口答えすることのない人達でしたが私…

神様が唯一平等となされたもの

幼い頃から、格差、すなわち不平等な事が凄く気になる性格でした。 これが意味するものは、育った環境にあると気づかされます。 「食べたい口は皆同じ、食べ物に差をつけてはいけません! そんな事をすると根性が悪くなります!」 何かにつけてこの言葉を発…

宗教とは哲学である

私は、無意識のうちに神様を抱いて来ましたが今考えると、宗教にはこだわっていないのです。私にとって世界中の宗教の中から、人間として生きるための知恵を学ぶ、 要するに(教え)を学ぶ事が重要と捉えているからです。(哲学)なのです。人間がいかに生き…

神様を探して

神様はおられる。 人間が生きる上でこの存在を肯定するか否かで、人生が大きく変わるに違いない。 実家も婚家も仏教徒である。 だから、違和感なく過ごしてきましたが 神様を意識したのはいつだろうか? と、考えたとき、祖母の存在を思い出すのです。 幼い…

100年時代を生きるには

今、70歳を迎えて思うことは、私の幼少期に刷り込まれた人生の過ごし方とは、まるっきり異なっている。と、いう事に気づかされることです。 先ずは、老後の期間のなんと長いことでしょう。 この期間を、少しでも長く自力で立って歩きたい! そう思っています…

今を生きる

別に(長生きしたい!)と思っているわけではありません。 けれど、増えた猫には責任があります。 だから、健康には今まで以上に気を付けて過ごす事になりました。 動けなければ、エサやりも掃除も出来なくなります。 そう思って、自分を戒めていますが、刻…

信じてはいけない人

パートナーとの生活の中には、吹き出したくなるような逸話があります。 東京育ちで庶民生活など知らない、ましてや田舎生活など無縁の人でした。 ですが、山菜採りやキノコ採りが私同様大好きで、牧場の仕事の合間に良く出かけていました。 9月末の事でした…

料理番組に思う

どこのテレビチャンネルでも、美味しい食べ物、料理を取り上げた番組の、なんと多いことでしょう。大根しかない人は、どうするの?肉を買えない人は?どこで読んだのか?それともどこかで聞いたのか?忘れてしまいましたが、思い出すのです。この事を。 家族…

ビジョンハッカー

貧困の連鎖に立ち向かって行く、今の時代の若者達の行動をテレビで見ました。 やっと、ここまで人間が進化し始めてきたんだと胸躍る思いです。 SNSが世界を駆け巡る。 過去の、いや現在も権力者達が、最も重要視したのは情報であった! それが、パンデミック…

菊芋の効用

菊芋は、ここ北海道でもよく育ってくれる植物ですね。 いま現在、糖尿病の方が多くおられるようで、 菊芋の効用はよく本や雑誌で取り上げられているようです。 私は、15年ほど前にまだ存命だったパートナーのために(糖尿病になっていました)、近くの山野か…

許されるなら

この歳になって、やっと自分の時間が持てるようになりました。 学ぶ事を許されなかった幼少期、小学校へ入学して初めて目にした絵本に、どれほど心踊った事でしょう。 だが、それ以上の可能性を見出すには貧乏過ぎました。 生きる事に精一杯の人生でしたから…

マイ、ゴール

自分自身が死を迎えた時をマイ、ゴールと位置づけよう。 生きるとは、その時に至るまでのそれぞれの時間をいかに生きたか? 正に、世界中にたった一つしかないそれぞれの人生は、芸術そのものですね。 誰もが、何の悲しみも苦しみもない人生を過ごして、一生…

冬支度

小さな家庭菜園ですが、大根だけは、よく育ってくれました。 いつ抜こうか考えているうちに、稚内、旭川など初雪のニュースが 飛び込んで来ました。 さー、どうする? なんて、ゆうちょうに構えている。 でも、本格的に寒くなったら、外仕事は大変です。 早…

冬の夜間営業

冬の夜間営業から解放されて、早くも2回目の冬が訪れようとしている。 私にとって過去、不凍栓が壊れたまま過ごした20年余りの日々は、 冬、台所に引かれた水道が凍結しない様に番をする事だった。 それを私は、冬の夜間営業そのものだと位置づけている。 私…

母の教えー1

私が母から学んだ数多くの中で、母が自らの行動で教えてくれた命にかかわる危険性。 私が生まれ育ったのは、北海道の日本海に面した積雪地帯である。 雪国で育った私にとって、春の訪れが何よりも楽しく待ち遠しいものであった。 小学校入学前、保育園や幼稚…

本当かな?確かめてみよう!

私の生きる原動力は、好奇心以外の何ものでもないようだ! 物心ついた時から何かにつけて、やってみたい子だった。 このことに早くから気づいていたのは、母であったろう。 あれは、小学校入学前のことでした。 農業者の両親が田んぼのあぜ道で草刈りをして…

猫の恩返し

私は、もの心ついた時から猫と友達だった。 兄弟姉妹もいたが、どういう訳か猫はいつも私の側にばかりいた。 冬の夜は、こっそりと私の布団に潜り、身体のうえに乗って眠っていた。 あまりの重さに、睡眠を邪魔され怒ったこともありました。 そんなことは、…

新たなる日々

人生は、本当にハプニング続きですね。 なんて、こんなことで考え込んでしまっています。 私が甘かったのです。 サン(野良の老猫)を昨年の晩秋に家猫にしてしまったのが、最大の原因! 自分の年齢(70歳)を考えて、もう、猫を増やさないつもりでいたの…

老いを読む

近頃、他の人は老いをどの様にとらえているのだろうか? 知らず知らずのうちにそんな目で世の中を見ている自分に(ハッ!) とすることがあります。 それが自分だけではない。 と、新聞誌面にのる著名な作家の方の 本の広告を見るたびに、実感します。 いつ…