老いを読む

近頃、他の人は老いをどの様にとらえているのだろうか?

知らず知らずのうちにそんな目で世の中を見ている自分に(ハッ!)
とすることがあります。
 
それが自分だけではない。
と、新聞誌面にのる著名な作家の方の
本の広告を見るたびに、実感します。
 
いつも笑顔を見せている人の内面だって計り知れないのだと。
妙に、納得できる。
 
だから、考えるのです。
おののきや戸惑いは、人間に生まれた宿命なのだろうか?
でも、人間以外の生物は、どう思っているのだろうか?
まだ何も解明されてはいない。
ゆえに分かりませんよね。
 
色々と考えてみて分かったことは
ここまで生きても、知らないことばかりなのだと。
改めて気づかされるだけです。
 
だから、面白いのでしょう。
それぞれの方々が、手探りで前に進んでいくしかないのですもの。
イゴール(死)に向かって。
 
時々、姉と話します。
「死ぬまで生きるよりしかたがないだよねえ。」
「死ぬまで、頑張ろうね!」
こんな会話が主流になったこの頃です。