さようなら福ちゃん

12月4日、とうとう福ちゃんが亡くなりました。

今年の1月末からの闘病生活でしたが最悪の状態を脱し、近頃は部屋の中を歩き回り、廊下をはさんだ台所まで食べ物の催促をする様になっていましたのに。
 
今度こそ元気になりそう!そんな希望を持って見守っていました。
4日の日は、昼ご飯に鶏の生肉を食べ、ふら付きながらも自力でコタツの中に入って行きました。
今日は昨日より元気がないみたい。そう思ってはいましたが2日前より自分で毛繕いまでする様になっていましたので、タツの中に入って行った姿が見納めになろうとは夢にも思いませんでした!
 
夕方になって、タツから糞尿の腐敗した様な耐え難い臭いがして来ました。
もしかして福ちゃんが亡くなったのでは?
覗き込み福ちゃんを引き寄せると既に死後硬直が始まっていました
と言う事は、昼食後コタツに入っていて間もなく亡くなった?
そう思います。
目は開いていましたがその顔は、苦しみも無く安らかに見えました。
私の出来る精一杯を彼女に尽くしましたので涙は出てきません。
只優しい眼差しを見れなくなったのが淋しいです。
 
箱の中に安置し、沢山の思い出とお礼を言ってやっと10日に桜の木の下に埋葬
しました。
居間から見える桜の木の下です。
一年前にはヨンセンが亡くなりましたが、今は、サンと福ちゃんの子供達三匹が残り、福ちゃんの従妹のまどか18歳の5匹になりました。
まどかには後ろ足とオッパイに癌があります。
この子も何時倒れるか分かりません。
見守っていくだけです。
 
私はこれからも猫を飼った責任に励まされ生きて行きます。