そう言いながら、皆100まで生きるのさ!

老いを生きるに連れて、遅かれ早かれみな同じ様に様々なアクシデントに見舞われますね。

なかなか人の名前が出てこない!あちこちが痛い!やることが抜ける。
すると、それを聞く度に「私も同じ!」
こう言う11歳年下の友の姿が愛らしい。
次に決まって小首をかしげ
「そう言いながら、皆100まで生きるのさ!」と、言い話す。
 
私はそれを聞く度に楽しくなり、救われます。
日々の暮らしの中、老いた時だけが忘れ物をする訳ではなかった事を思い出しますが、若かった頃は余り気にもせずに過ごせた。
でも、老いていく中での出来事は「人間失格と社会から突き付けられた様な気分になってきます。
特に社会に出て仕事をしている場合は、どこで引くべきかを考えてしまいます。
以前、私より10歳年上の方が同じことを何度も聞きましたが、後日謝りの電話をされて来られ
認知症になったと思ったでしょう?」
そう言いながら事のいきさつを説明されていました。
 
きっと今、私が体験しているのと同じ精神状態だったのでしょう。
私はおばあちゃん子でしたから、こんな事は当然の事と捉えていますので
「どうって事はありませんよ。気にしないでください。忘れたら何度でも教えて上げます」
と、伝えました。
すると何度も何度もお礼を言われてましたが、今私は同じ立場に立った様です。
 
でもパートの仕事、周りの人に助けていただきながら引き際を考え、もう少し頑張ってみましょう。