福ちゃんの命の灯

福ちゃんはどうやら助かったみたいです!と言いたい所ですが
「まだ、生きていますよ」
としか言い様がありません。
 
今まで何度も何度も食べなくなり、遂に命の終わりかと覚悟して来ました。
その続きです。
痩せ細り骨の上に毛皮を巻き付けているだけと表現しても過言ではありませんでしたが、それよりほんの少しだけマシになった。
と、言う所です。
 
福ちゃんは、他の猫達と食べ物が違います。
猫には生卵はダメと聞きますが、他に自ら食べようとする物が見つかりませんので、あげています。
今のところ一日に卵一個と、選り好みをしながら五種類のキャットフードの中から少し食べる様になって来ました。
整腸剤、胃腸薬、栄養ドリンクは欠かせませんが、少しずつ快方に向かっていると思い気や、また食べなくなったりの繰り返しなのです!
自ら食べても歯が悪いですから、口回りは何時もビショビショ、フラフラです。
排尿の後は、身体のあちこちが汚れて臭っていますが、タオルで拭いて上げています。
 
それでも私を頼り、「ウー」と鳴き、自らの意思を伝えようと向ける眼差しの中に、彼女の生きる意思を感じます。
私の側にいてくれてありがとう。
まだまだ介護生活は続きそうですね。