挑戦ー2

自然農法でカボチャを収穫するにはどうすればいいのか?
もう、20年余りも続けています。
どうしても収穫しなければ生活が成り立たない!
そんなプロの農家さんと違い、穫れなくても仕方がない。
穫れたら、ラッキー!
多く穫れたら友に上げよう。
そうやり続けてきました。

様々な事がありました!
50個余り穫れて、友人に喜んでもらったり、木の枝の囲いを破られ、まだ未熟の実しかなっていないカボチャの根元を鹿に嚙み切られ、ほとんど収穫0の時もありました。
ある時はみごとなカボチャを持ち上げてビックリ!
下の方からネズミに嚙まれ、食べるところがない!
その時気づきました。
あの沢山のカボチャが穫れた時は、外にいた野良猫ちゃん達が家の周りで遊んでいてくれたからネズミに食べられなかったのだ!と。
家の周りは木々に囲まれていますので、そのままにしているとカボチャ畑がどんどん狭まって日当たりが悪くなってきます。
そんなときには、カボチャの生命力に驚かされました!
木を伝って登って行き、みごとな空飛ぶパンプキンが沢山実っていたのです。
こうして刻々と変わりゆく状況に対応して初めて収穫が出来ることは、面白いです。


昨年、わかった事があります。
苗を植えずに、(今まで何度も失敗している)種を蒔くだけで収穫するには、いつ頃種まきしたらいいのか?
その答えは、3月下旬頃、まだ土の表面が解けかけた時がいいのだと気づいたのです。
なぜなら、偶然に前の年に捨てたカボチャの種が、カッコウが(種蒔き鳥)来てから(5月20日頃)蒔いた種よりずっと早く発芽したからです。
 
それを参考にして、今年は種蒔きはバッチリオッケイでした。
ですが、アライグマに淘汰されて、今は通いネコ(餌だけもらいに来る)になってしまった猫(ジャクソン)と高齢で家猫になってしまった老猫(サン)の2匹しかいない。
外の家周りは猫不在になってしまったのです。
すぐさま、カボチャはネズミ被害。
まだ完熟しはじめたばかりなのにガリガリされて、早穫りしました。
おかげでカボチャの甘味は、ほとんどありません。
それなら来年は、空飛ぶパンプキンにしようと考えています。
これもまた楽しいです。

今日は、薄曇りで涼しくなってきました。
やはり秋なのですね。