一昨日まで暖かかったのですが、 昨日からまた寒くなるとの予報を聞きながら外に目を向けるとチラ チラ雪が降っていました。
でも、滅多に大雪にはなりません。
道南のこの地は、 道内の中で積雪の最も少ない場所なのではないでしょうか?
私が嫁いで50年になりますが、 屋根の雪は一度も下した事はありません。
後志管内で生まれ育った私にとって驚きでした!
後志の冬は雪との格闘の日々ですもの。
屋根の雪下ろしをしなければ家が潰れてしまいます!
リンゴの木もぶどうの木も裂けたり折れたりします。
私は小学5, 6年の頃から牡丹雪がとどめなく降って来る空を見上げると、 自分自身が何者かによって地面にねじ込められて行く様な、 何とも言えない気持ちに襲われたものです。
憂鬱になって、生きているのが嫌になるのです。
故に、私は雪が嫌いです。
こんな話をしましたら
「私も娘も同じ! 秋になって木の葉が落ちるのを見るとそんな気持ちになります!」
と、言われる方に会いました。
それぞれの感性の問題なのでしょうね。
だから私は一人になっても、 身内の住む後志に戻らずこの地に留まっているのです。
気候変動の中ですが、冬でも晴れの日が多いここが好きです。
一年を通して見る感想は、(太陽が明るい!)です!
それだけで気分が良いです。元気になれます。
ですが生きるには人間の息吹がいかに必要かも感じています。
大変です!一晩で雪が15センチは積もったみたいです。
でも、 今までの経験から、根雪になって春まで積もり続ける事はありません !
晴れの日が多いので4,5日で解けてしまいます。
サアー頑張って広い長い道を除雪しましょう!
いよいよ手に負えない時には、 ご近所さんがトラクターで手伝って下さいます。
だからまだここで生きれるのですね。
ご近所さん! 毎年の様に気に掛けて下さってどうもありがとうございます。
深く深く感謝申し上げます。
<(_ _)><(_ _)>