昨年の暮れより癌で闘病中の猫、まどかちゃん19歳。
何時も下痢便でパートに出かける時には、 心ならずも遠ざけていました。
行動はまだ普通ですが、だんだんと瘦せて来ました。
歯はほとんど抜け落ちて、 食べ物の選り好みが激しくなっています。
以前は、私に抱かれるのが何より好きでしたが、 猫同士の力関係で4,5年は我慢ばかりでした。
今やっと独り占め出来る様になったのですが、 今度はウンチを垂れ流す様になり、 そうやすやすと抱いて上げられなくなりました。
ですが昨日から5日間、仕事はお休みです。
バスタオルを軽くお尻に回して、幾度も抱き上げています。
ウンチを漏らす様になって、分かっていたのでしょう。
私にベタベタしない様にしていましたもの。
「でも、今日は、甘えても良いのね」と、追いかけてきます。
小さくなった身体を私に預け、見上げる目は笑っています。
幾度も幾度も背中をさすり室温20℃では、 寒そうなのでストーブを付けて上げました。
私に保護されて幸せでしたか?
嬉しそうに見上げる目もすっかりくぼんでいますが、 まだ頑張れそうですか?
時々ただずんだり、うずくまったりしているのを見かけますが
きっと痛さを堪えているのでしょう。
終わりの日まで生きるのは、本当に大変な事ですね。
見守りながら、共に過ごした日々が走馬灯の様に思い出されます。
だから今日は、抱っことなぜなぜを沢山して上げました。